初めまして。
こうらと言います。
20代半ばからドイツに行き、ワーホリビザで語学学校に通いながらライプツィヒ大学かケルン体育大学のスポーツ科学部への入学を目指しています。
海外では自分くらいの年齢で新しい専攻にチャレンジしたり大学や院に通い始めることは割と一般的な傾向にあるみたいですが、日本でそれを行うとなるとかなりの少数派な人生の歩み方になってきます。
自分くらいの年齢になってくると会社でそこそこ安定したポジションを築いていたり、中には結婚して子供が生まれ充実した日々を送っている友人もいたりします。
ワーホリビザ自体は30歳まで使用可能ですが、とはいっても果たして日本で20代半ばや後半の人間は若いという括りに入るのか。会社を休んだり辞めるなりして1年間を海外に費やすというだけでも、とてつもない冒険になる、そんな日本の社会だと思います。
自分は私立の上位大学での社会学の学士を持っており、高校までは水泳10年、空手は極真と松濤館流の掛け持ち、部活はサッカーをやるなどスポーツ三昧で生きてきました。
大学からはあまり勉強には熱心になれなくて、ひたすら演劇活動をやっていました。
舞台の裏方もやりましたが、役者で演劇の聖地といわれるような下北沢の本多劇場や紀伊國屋ホールの公演に出たり、有名俳優や演出家のワークショップやオーディションをたくさん受けたり、、。とにかく身体を鍛えまくって、一時代前の劇団夢の遊民者や第三舞台での役者のトレーニングなどを調べ漁ってそれを自分でこなしまくるといういかれた人間でした。
将来はプロになる。
そんな道を本気で探っていたけれど、なかなか思うような場所に行けないもどかしさと、日本の演劇界特有の表沙汰にならないパワハラやセクハラに疲れ切ってしまい、ある時完全に演劇界からは離れリセットするようになりました。
そんなこんなでしばらく接客業を続け、AppleStoreや銀座の富裕層向けラウンジスタッフ、有名ジャズライブレストランや御三家ホテルの社員やアルバイトなどサービス業をそれなりの場所でいろんなことをしていましたが、その傍らでドイツ語の語学学校に通い続け今に至ります。
正直自分はほんとうに何者でもありません。
役者としての自分のことを知ってる人も、覚えてくれてる人ももうおそらくあまりおらず、かといってしっかりした企業で素敵なパートナーと幸せなライフスタイルを送っているわけでもないです。
正直結構きついです。
それでも、自分には人生で何者かになりたいという野心と、演劇やさまざまな年齢層、職種の人たちと同年代の人間以上におそらく関わってきた自分だけの経験値と、鍛え上げている身体で、これからの人生を全集中でやっていきたいなと思っています。
悔しい、という気持ちや、自分に出せる最大限のハングリー精神でこれからの自分の人生に向かっていきたいです。